雪月花苑とは
高級十二単
輝き
表着のうす紅と裏地の山吹(別名は黄金色)の組合せが、たいへん美しく輝いています。
この十二単を着れば、凛とした雰囲気が漂います。輝きの中で、ますます栄えてくださいとの想いを込めています。
萌黄
松重ねの表着ですが、萌黄の色目がたいへん人気です。
萌黄は、4月・5月の季節を表現していて、まさに木々萌え映ずるときの色目です。
萌黄色に臥蝶の丸文、今、まさに羽ばたこうとされているお二人のますますの繁栄を願っています。
小袿
平安時代は身分の高い方ほどくつろいだ衣装を着るため、中宮の装束は小袿(こうちき)でした(裳唐衣のときもありました)。長袴、単、五衣、表着、小袿を着て、桧扇を持ちます。(夏は「蝙蝠(かわほり)」という扇をもちました。)
詳細を見る細長
細長(ほそなが)は、袿または表着の上に重ねて着るもので、 『枕草子』一二九段「などて、官得はじめたる」に「衣の中に細長は、さも言ひつべし」と書いてあるところから、身幅が狭くて、裾の長い装束だったと推測されています。
詳細を見る